茨城にある犬・猫の歯科専門診療茨城どうぶつ歯科

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目次

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コンセプト

「見た目だけ」のケアではなく、口腔内の健康を根本から守る
「見た目だけ」のケアではなく、口腔内の健康を根本から守る
茨城どうぶつ歯科では、表面的な歯石除去にとどまらず、歯周病の根本治療から口腔内腫瘍まで、お口全体の健康を総合的にサポートします。

日本小動物歯科研究会認定医と獣医腫瘍科認定医(Ⅱ種)の資格を持つ院長が、マイクロスコープ・歯科専用レントゲンなどの専門機材を駆使し、一般的な歯科処置では対応できない1.5次レベルの症例にも対応。「抜くしかない」と言われた歯でも保存が期待できる治療や、腫瘍と歯科疾患を組み合わせた複合治療まで、飼い主様のニーズに寄り添いながら最善の選択肢を提案します。
大切なのは、動物たちが生涯にわたって痛みなく食事を楽しめること。そのために私たちは、予防から高度治療まで切れ目のないケアを提供します。

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茨城どうぶつ眼科の特徴

1. 日本小動物歯科研究会認定医 × 腫瘍認定医のダブルライセンス

院長は歯科認定医でありながら獣医腫瘍科認定医でもあります。これにより、口腔内腫瘍の早期発見・外科切除と歯周病治療を並行して行う総合治療が可能です。歯科処置中に腫瘍を発見した場合も、病理検査を行うか否かを含めて今後の診断・治療方針を検討します。

2. 専門機材による精密診断

歯科専用レントゲン:歯根や顎骨の状態を正確に評価。肉眼では分かりにくい骨の変化や歯根の問題も、詳しく確認することができます
マイクロスコープ:微細な病変、破折部位、腫瘍の境界を精密に観察し、より正確な治療を実現します
超音波スケーラー:歯周ポケット内部まで徹底洗浄し、表面だけでなく根本から歯周病を治療します
Pidi:歯肉炎や歯周炎に対し数分間のガスプラズマを炎症部位に照射し、炎症を軽減します

3. 1.5次症例にも対応

一般的な動物病院では専門施設への紹介となる症例も、当院で完結できます。

  • 破折歯の修復治療(コンポジットレジンを用いた歯の保存治療)

  • 眼窩膿瘍(歯周病由来の目の下の腫れ)の根治治療

  • 口腔鼻腔瘻(口と鼻がつながる状態)の外科的修復

  • 口腔内腫瘍の切除と歯周病治療の同時実施

4. 無麻酔歯科処置は行いません

表面だけキレイにする無麻酔処置は、歯周ポケット内部の細菌を放置し、見た目以上に病状が進行するリスクがあります。当院では全身麻酔下で触診・レントゲン検査を行い、根本的な治療を実施します。日本小動物歯科研究会もアメリカ獣医歯科学会も、無麻酔処置の危険性に警鐘を鳴らしています。適切な麻酔管理のもとでこそ、正確な診断と効果的な治療が可能になると考えています。

5. 飼い主様と共に歩む予防ケア

  • 治療後のケアも重要です。歯磨き教室を開催し、ご自宅でできるケア方法を丁寧に指導。歯磨きペーストの選び方から歯ブラシの角度まで、個々の動物に合わせたプランをご提案します。定期的なプロケアと日々のホームケアの両輪で、生涯にわたる口腔健康を目指します。

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よくある歯科症例

子犬・子猫のお口トラブル

乳歯遺残による永久歯トラブル

生後5〜6ヶ月齢は乳歯から永久歯への生え変わり時期です。乳歯が残ったまま永久歯が生えると、永久歯が異常な方向に生えたり、歯と歯の間に食べかすが詰まりやすくなり早期の歯周病を引き起こします。特に小型犬に多く見られ、生涯にわたる咬合不良の原因になります。この時期の歯科検診で早期発見・早期介入が鍵となります。避妊・去勢手術と同時に乳歯抜歯を行うことで、一度の麻酔で対応できる場合もあります。

不正咬合・欠歯

顎の開閉に問題が生じたり、先天的に歯が欠損している場合があります。放置すると顎関節への負担や、咬合面の不均衡により特定の歯に過度な負荷がかかり、破折や歯周病のリスクが高まります。若いうちに矯正や抜歯を検討することで、将来的なトラブルを予防できます。不正咬合は見た目の問題だけでなく、一生の健康に関わる重要な問題です。

成犬・成猫の歯周病

3歳以上の80%が歯周病予備軍

歯肉の腫れ・出血、口臭、よだれ、痛みによる食欲低下などが典型的な症状です。しかし、見た目に問題がなくても歯根や顎骨に深刻なダメージが隠れているケースが多数あります。特に無麻酔歯科処置で「表面だけきれい」にした場合、歯周ポケット内部の細菌が放置され、歯科レントゲンで見ると骨が溶けていることも少なくありません。より正確な診断のためには、全身麻酔下での触診と歯科レントゲン検査が必要になります。

歯周病が全身に及ぼす影響

歯周病は「口だけの問題」ではありません。歯周病菌は血液を通じて心臓・腎臓・肝臓にダメージを与え、心内膜炎や腎不全のリスクを高めます。また、重度の歯周病は顎骨の骨髄炎を引き起こし、顔が腫れたり、鼻血が出たり、最悪の場合は顎骨の骨折に至ることもあります。口腔ケアは全身の健康を守る大切な一歩であり、心臓病や腎臓病の予防にもつながると考えられています。

猫の難治性口内炎(慢性歯肉口内炎)

猫ヘルペスウイルスやカリシウイルスなどのウイルス疾患に関連した猫の歯周病は、抗生物質やインターフェロンでは改善しないケースがあります。強い痛みで口が開けられず、よだれが止まらない、食べられないといった症状が特徴です。この場合、このような場合、全顎抜歯が最も効果的な治療選択肢の一つとなることがあります。

「歯を全部抜いてしまって大丈夫?」というご不安は、多くの飼い主様がお持ちになる自然なお気持ちです。実際には、抜歯後に痛みが劇的に軽減し、食欲が回復する例が多く報告されています。猫は歯がなくても丸飲みで食事ができるため、生活の質は大幅に改善します。口が痛くて開けられない、ご飯が食べられない猫ちゃんはぜひご相談ください。

高齢犬・高齢猫の歯科処置

「高齢だから麻酔は無理」ではありません

当院では12〜13歳での歯科処置は日常的に行っており、それ以上の年齢でも綿密な術前検査(血液検査・心電図・胸部レントゲン・血圧測定など)と丁寧な麻酔管理により、安全に処置を行える場合が多くあります。高齢だからこそ、痛みを取り除き、残された時間を快適に過ごすことが重要です。
実際、高齢で歯周病が進行している子ほど、処置後の変化は劇的です。「歳だから仕方ない」と諦める前に、一度ご相談ください。

歯科処置を検討すべきタイミング

  • 苦痛で生活の質が損なわれている(出血・痛み・食欲低下など) →早めの処置をご検討いただくことをお勧めします

  • 余生よりも歯周病の進行が早い場合 →進行すると全身への影響が出てくる可能性があります

  • 慢性疾患(初期の腎臓病・心臓病)が発現した場合 →複数の病気と同時に戦うリスクを避けるため、早めの対処が推奨されます

  • 免疫力の弱いご家族(乳幼児・高齢者・化学療法中の方)がいる場合 →動物の口腔内細菌が人に感染するリスクを軽減します

  • 十分な余力がある場合 →定期的な口腔ケアは、できれば生涯にわたって続けていただくことをお勧めしています。年齢を理由に諦めてしまうのは、もったいないと考えています

1.5次レベルの高度歯科症例

破折歯の修復治療(コンポジットレジン修復)

「歯が折れた=抜歯」ではありません。特に犬歯(牙)や第4前臼歯(最大の臼歯)の破折は、抜歯すると咀嚼機能や顔貌に大きな影響を与えます。当院ではマイクロスコープ下でコンポジットレジン(歯科用樹脂)を用いた修復治療により、歯の機能を温存します。
神経が露出している場合は、根管治療(人の歯科でいう神経の処置)を行った後に修復することで、長期的に保存できる可能性があります。硬いおもちゃや骨ガムで歯が折れてしまった場合でも、諦める前にご相談ください。

眼窩膿瘍(がんかのうよう)の根治治療

「目の下が腫れている」という症状で来院されるケースの多くは、実は上顎の第4前臼歯や第1後臼歯の歯根感染が原因です。表面上は歯がしっかりしているように見えても、歯科レントゲンで歯根周囲の骨が溶けていることが判明します。
抗生物質だけでは根本的な解決が難しく、再発を繰り返すことが多いため、原因歯を抜歯し、膿瘍を除去する外科的処置が必要になります。根本原因を取り除くことで、再発のリスクを大きく減らすことができます。

口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)の外科的修復

重度の歯周病で上顎の歯根周囲の骨が溶けると、口と鼻腔がつながってしまいます。鼻水、くしゃみ、鼻血、食べ物が鼻から出るといった症状が現れます。
原因歯を抜歯した後、口腔粘膜フラップ(粘膜を移動させて穴を塞ぐ手術)で閉鎖します。この処置には高度な外科技術が必要ですが、当院では多くの経験があり、対応可能です。適切な処置により、鼻の症状を大きく改善できることが期待されます。

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口腔内腫瘍への対応

口腔内腫瘍の約90%は悪性で、早期発見・早期治療が予後を大きく左右します。茨城どうぶつ歯科では、歯科認定医と腫瘍認定医の両方の資格を持つ院長が、歯周病治療と腫瘍治療を同時に行う統合的アプローチを提供します。

歯周病と口腔内腫瘍の合併症例への対応

歯周病が腫瘍発見のきっかけに

多くの場合、歯石取りや歯科処置の際に口腔内腫瘍が偶然発見されます。「歯周病で歯がぐらついている」と思ったら、実は腫瘍が顎骨を破壊していた、というケースは珍しくありません。
また、長期間続く歯周病の慢性炎症は、細胞のDNA損傷を誘発し、腫瘍化のリスクを高める可能性が指摘されています(人の口腔がんでも同様の関連が示唆されています)。定期的な歯科検診は、歯周病の予防だけでなく、腫瘍の早期発見にもつながります。

歯科認定医と腫瘍認定医の両方の視点

当院の強みは、歯科認定医と腫瘍認定医の両方の知識を持つ院長が、口腔内全体を総合的に評価できることです。

  • 歯科の視点:歯周病の進行度、抜歯の必要性、歯根膿瘍の有無を正確に診断

  • 腫瘍の視点:腫瘍の種類、浸潤範囲、切除の必要性、予後を判断

  • 統合的判断:両方を考慮し、最適な治療タイミングと順序を決定

この両方の視点があるからこそ、「この歯は抜歯すべきか、腫瘍切除まで温存すべきか」「歯科処置を先にすべきか、腫瘍の診断を優先すべきか」といった微妙な判断を、臨床的に最善の形で行えます。

早期発見のための定期検診

口腔内腫瘍は初期には無症状のことが多く、定期的な歯科検診が早期発見の鍵です。以下のような症状が見られたら、早めにご相談いただければと思います.

  • 歯肉のしこりや腫れ

  • 歯のぐらつき(歯周病だけとは限りません)

  • 口からの出血(歯磨き時以外)

  • 口臭の急激な悪化

  • 顔の腫れや変形

  • よだれの増加

  • 食べ方の変化(片側で噛む、食べこぼす)

マイクロスコープと歯科レントゲンによる精密診断により、肉眼では見えない初期病変も見逃しません。特に7歳以上の犬猫には、年1回の全身麻酔下での歯科検診と口腔内精密検査をお勧めします。

その他口腔内腫瘍に関する記事はこちら

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診察の流れ

1

初診・カウンセリング

お口の状態を視診で確認し、歯科処置の必要性を判断します。飼い主様のご希望や動物の全身状態をヒアリングし、治療方針を一緒に考えます。気になる症状や不安なことは、どんな小さなことでもお聞かせください。

2

術前検査

血液検査・心電図・胸部レントゲン・血圧測定などで麻酔リスクを評価します。高齢や基礎疾患がある場合は、追加検査(腹部超音波検査・甲状腺ホルモン測定など)を実施し、安全に麻酔をかけられる状態かを慎重に判断します。

3

全身麻酔下での精密検査

麻酔後、歯科専用レントゲンで全ての歯の歯根・顎骨の状態を撮影します。触診で歯のぐらつきや歯周ポケットの深さを測定し、正確な診断を行います。無麻酔では絶対に不可能な、本当の口腔内の状態が初めて明らかになります。
腫瘍が疑われる場合は、その場で組織生検を実施し、病理検査に提出します。また、CT検査が必要な場合は、腫瘍の浸潤範囲を3次元的に評価します。

4

治療(スケーリング・抜歯・外科処置)

診断結果に基づき、以下の治療を実施します

  • 超音波スケーリング:歯冠(歯の見える部分)の歯石を除去

  • ルートプレーニング・キュレッタージ:歯周ポケット内部を洗浄し、細菌を徹底除去。これが歯周病治療の最重要ポイントです

  • 抜歯:温存不可能な歯は抜歯し、歯肉を縫合で閉鎖。抜歯後の痛みを最小限にします(手術前検査についてもご説明)

  • ポリッシング:歯の表面を研磨し、歯石再付着を予防。スケーリング後の微細な傷を滑らかにします

  • 破折歯の修復:コンポジットレジンを用いた修復治療

  • 腫瘍切除:必要に応じて下顎骨切除・上顎骨切除を含む広範囲切除

  • 口腔鼻腔瘻の修復:粘膜フラップによる閉鎖手術

全ての処置が終わった後、口腔内を洗浄し、止血を確認して麻酔から覚醒させます。

5

術後ケア・ホームケア指導

抗生物質や鎮痛剤を処方し、術後の経過を確認します。退院時には、歯磨き教室で正しいホームケアの方法をレクチャーします。処置後2週間で抜糸と経過観察を行い、その後は定期的な歯科検診で口腔内の健康を維持します。

06

歯磨き教室で予防習慣を

2〜3ヶ月齢からのスタートが理想

年齢を重ねるほど歯磨きを嫌がりやすくなります。子犬・子猫のうちから「楽しいコミュニケーション」として習慣化しましょう。早く始めるほど、動物も飼い主様も楽になります。

その他歯磨きに関する記事はこちら

07

料金

基本的な歯科処置

歯科検診(麻酔なし)

初診料に含まれます

マイクロスコープを用いた歯科治療

10,000円

スケーリング+ポリッシング

30,000円〜50,000円(麻酔・術前検査込み)

抜歯

1本 3,000円〜8,000円(難易度により変動)

歯周外科処置(フラップ手術)

10,000円〜

高度歯科治療

歯肉縁下のスケーリング

20,000円

破折歯の修復治療(コンポジットレジン修復)

15,000円〜30,000円

根管治療

1根管あたり20,000円〜60,000円 (例:第四前臼歯なら三根管)

眼窩膿瘍の外科治療

40,000円〜60,000円

口腔鼻腔瘻の修復

50,000円〜80,000円

口腔内腫瘍治療

下顎骨部分切除

80,000円〜120,000円

下顎骨全切除

120,000円〜180,000円

上顎骨部分切除

100,000円〜150,000円

病理組織検査

15,000円〜20,000円

口腔内腫瘍治療

化学療法(抗がん剤治療)

1回 10,000円〜50,000円(薬剤により変動)

放射線療法

提携施設をご紹介いたします

※料金は処置内容・症例の複雑さにより変動いたします。事前に丁寧にご説明し、お見積もりをご提示いたしますので、ご安心ください。ご不明な点やご心配なことがあれば、どんなことでもお気軽にお尋ねください。

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1年に1回の獣医師によるケアで、生涯健康なお口を

人間でも毎日歯磨きをしていて虫歯や歯周病になります。動物も同じです。むしろ、毎日完璧に歯磨きできる動物はほとんどいません。だからこそ、年に1回の獣医師による定期ケアで歯の状態を良好に保ちましょう。
定期的な歯科処置は「贅沢」ではなく、心臓病・腎臓病・肝臓病の予防にもつながる、必要不可欠な医療です。歯周病菌が全身に回る前に、プロの手でしっかりケアすることが、愛犬・愛猫の健康寿命を延ばします。
歯のこと、口腔内のこと、腫瘍のこと、どんなことでもお気軽にご相談ください。飼い主様の不安に寄り添い、最善の治療をご提案します。