短頭種わんちゃん相談

短頭種ワンちゃんの相談室へようこそ!

茨城県土浦市のどうぶつ病院シン・ベットでは、鼻ぺちゃワンちゃんの疑問にお答えしています。
ちなみに、鼻ぺちゃワンちゃんは顔の形から「短頭種」とも呼ばれています。
代表的な犬種として、フレンチブルドッグ、パグ、ボストンテリア、ブルドッグ、チワワ、キャバリアなどがいます。

呼吸に関するご質問
その他のご質問

呼吸に関するご質問

.なぜ呼吸が苦しくなりやすいのですか?
Q.呼吸の状態を良くする為に手術を勧められたのですが、必要なのでしょうか?
Q.呼吸のトラブルに対して、どのような手術をするのですか?
Q.麻酔が心配です、危険は無いのですか?
Q.夜、いびきをかいて寝ているけど問題ないですか?
Q.呼吸のトラブルで、日頃気を付ける事はありますか?

Q.なぜ呼吸が苦しくなりやすいのですか?
A.短頭種は生まれつき、喉や鼻の空気の通り道が狭いからです。
品種改良によって、短頭種は鼻が短くなるように作り出されました。
その結果、鼻と喉の通り道が非常に狭く腫れやすくなってしまいました。
他の犬種(鼻の長い)とは違い、ちょっとした事が呼吸のトラブルに繋がります。
気を付けましょう。

Q.呼吸の状態を良くする為に手術を勧められたのですが、必要なのでしょうか?
A.鼻や喉の通りが悪い子は若いうちに手術を行う事で、良い状態を長持ちさせる事ができます。
形の良くない鼻や喉を持つ子の場合、少しずつ負担が増え悪化していきます。
最初はいびきや睡眠時無呼吸などの症状が現れます。
そして、突然呼吸が出来なくなり死に至ります。

このような事が起きないように、できるだけ若いうちの状況確認が大切です。
悪化の可能性が高ければ手術を考えた方が良いでしょう。
短頭種に詳しい動物病院での診察をお勧めします。

Q.呼吸のトラブルに対して、どのような手術をするのですか?
A.鼻の穴や喉の空気の通り道を広くする手術が一般的です
空気の通り道を広げる事で楽に呼吸ができるようになります。
劇的に状態が改善する事もありますので、治療の選択肢として考えておくべきでしょう。

当院では手術が必要と判断される時は、出来るだけ若い時期をお勧めしております。
時間が経ち、負担の増した状態での手術は高リスクとなります。
適切なタイミングを選び、経験のある執刀医が手術を行えば、問題になる事はほぼありません。まずはご相談ください。

Q.麻酔が心配です、危険は無いのですか?
A.短頭種の事、麻酔の事をしっかり分かっていればリスクは低いです。
動物病院でよくお聞きする疑問の1つですね。
一般に短頭種の麻酔リスクは高いと言われていますが、全身状態をしっかりと評価すれば過度に怖がる必要はありません。問題なく、麻酔をかける事が出来ます。
同じような疑問に「高齢」というのもありますが、1歳でもリスクが高い子もいれば、15歳でも低い子もいます。麻酔の目的と状態の把握がとても大事です。

Q.夜、いびきをかいて寝ているけど問題ないですか?
A.いびきの大きさと回数、睡眠時無呼吸がないか確認しましょう。
短頭種ワンちゃんのいびきや睡眠時無呼吸は、喉の空気の通り道が狭い事で起こっている事があります。
起きている時は元気、変な呼吸はしてないよ!、という場合でも少しずつ回数が増えていたり音が大きくなっていたりする場合には注意が必要です。

短頭種の呼吸トラブルの多くは「進行」します。
今は変な感じがしないと思っていても、早めに動物病院にご相談される事をオススメします。

Q.呼吸のトラブルで、日頃気を付ける事はありますか?
A.過度に興奮させないようにし、喉が腫れないように冷やすものを用意しましょう。
無理な呼吸をしていると、喉が腫れて熱を持ちます。
そして、その事でさらに喉の通り道が狭くなり、ますます呼吸に無理が出る悪循環に陥ります。
まずは過度に興奮させない事が1番。そして、喉が腫れて苦しくならないように喉を冷やす(腫れを進行させない)方法を考えておくと良いでしょう。
アイスノンなどの保冷剤を使うと良いかもしれません。

鼻の穴がほぼ塞がっています。
鼻の穴を広げる手術の後。

その他のご質問

Q.長生きする秘訣はありますか?
Q.お散歩で注意する事はありますか?
Q.鼻ぺちゃワンちゃんがなりやすい病気って他にありますか?
Q.皮膚病も多いと聞きましたが?

Q.長生きする秘訣はありますか?
A.若いうちからしっかりとした栄養を取る事、寒暖差を含めたストレスを減らしていく事が大切だと思います。後は、病院とうまくお付き合いする事ですね。
「予防」という考え方が、一番重要だと考えます。
まずは、病気を受け付けない体力作りです。生後半年から1年までは、体のいろいろな部分が成長していきます。栄養をしっかり取る事で、各臓器を強く育てていきます。
そして、ストレスを軽減させる試み。
暑かったり寒かったり、寝る時間が様々だったりすると、調子を崩しやすくなります。
胃腸に負担が来たり、免疫が低下したりします。良い事ではありません。
飼い主さんの生活リズムもありますが、鼻ぺちゃワンちゃんの生活リズムは整えてあげたいですね。
また、5、6歳を過ぎる頃になったら、定期的な検診を受けられると良いと思います。
早めに気付いて、早めに治療ができればそれだけワンちゃんの負担も減らしてあげられます。ちょっとでもおかしいと思ったら、動物病院に行く、というのも大切ですね。

Q.お散歩で注意する事はありますか?
A.ヒトやワンちゃんとすれ違う時は要注意、相手の動きもよく見ましょう。
鼻ぺちゃワンちゃんにも、苦手な相手、リズムがあります。
いきなり触られたらびっくりもしますし、仲良くしなさいと無理矢理近づけられたら嫌な気分になるかもしれません。
加害者にも被害者にもならないように、相手の様子や自分のワンちゃんの様子を見ながら接触を試みてください。無理かなと思ったら、相手を傷つけないように丁寧にお断りしましょう。

Q.鼻ぺちゃワンちゃんがなりやすい病気って他にありますか?
A.顔の構造上、眼のトラブルや歯のトラブルは多いです。
鼻が短い為に、においを嗅ぐ時に眼がモノに近くなりやすいです。
ちょっとした動きで、モノが眼にあたってしまう事もあるので注意すると良いでしょう
歯並びは、顔の長いワンちゃんに比べると悪い事が多いです。
歯の並ぶラインが短くなっているので、歯の間が狭かったり向きが変わってしまったり、歯石や歯垢が付きやすくなります。
若いうちから口の中を触る練習をして、歯磨きが出来るようになると良いですね。

Q.皮膚病も多いと聞きましたが?
A.皺の間の皮膚病やアレルギーも多いといわれています。
短頭種の多くは皮膚がたるんでいて皺になるところがあります。
この皺と皺の間に皮膚炎が起きる事があります。こまめにおそうじをしてあげましょう。
また、フレンチブルちゃんなどは、食物アレルギーの起こりやすい犬種と言われています。生後半年程度から何となく体を痒がっている、皮膚がすぐ赤くなるなどの症状がある場合には動物病院でチェックしてもらいましょう。

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