ワンちゃんにやさしい予防接種

不必要なワクチン接種をへらすには

当院では、動物にやさしい獣医療の提供と科学的根拠に基づいたワクチン接種を目的として、WSAVA(世界小動物獣医師会)が推奨するガイドラインに基づいたワクチンプログラムを実施しております。

本来ワクチンは犬ジステンパーや犬パルボウイルスなど、感染すると死亡率が高い病気に対抗するための免疫をつけるために必要なものですので接種が抜けてしまうことは望ましいことではありません。

近年、ワンちゃんのコアワクチン(犬ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルス)に関しては1年以上の長期間、ウイルスに対する防御力が保たれる可能性が報告されています。

適切なワクチン抗体検査を行い、ウイルスに対する防御力があると判断される場合には混合ワクチンの接種時期を伸ばしても良いかもしれません。
(幼齢期、老齢期、ノンコアワクチン接種については例外があります。下記に記述します。)

ワクチン抗体価の調べ方

採血を行うことで抗体価を調べることが出来ます。
調べる項目は、犬ジステンパー、犬アデノウイルス、犬パルボウイルスに対してです。

検査結果の報告は概ね1週間後となります。
検査内容によってワクチン接種が適切か、もしくは再接種が必要か判断しご相談させていただきます。

抗体価が充分ある場合には、1年後に再度抗体価検査を行い抗体価の確認をします。
ただし、抗体価が充分であっても概ね3年に1回はコアワクチンの接種をお勧めいたします。

抗体価が不充分な場合(ウイルスに対する抵抗が弱い)には、ワクチンを接種するか、3ヶ月もしくは半年後にどの程度ワクチン効果が持続しているかを確認した上でワクチン接種を検討します。

ワクチン接種延期の例外。

上記検査によって抗体価が十分あることが分かってもワクチン接種が推奨されることがあります。

1、幼齢期の場合。
1歳未満のワンちゃんは計3回のワクチン接種を強くお勧めいたします。
母親ワンちゃんからの免疫が切れていく時期にあたり自分で免疫を獲得していく必要があります。
生後8週から16週までの間、しっかりとワクチン接種を行いましょう。

2、ノンコアワクチンの接種が必要な場合。
レプトスピラという細菌に対しての防御力は1年に1回付けてあげる必要があります。
レプトスピラ感染を起こす可能性のある生活習慣の場合には、コアワクチン接種を打たなくても大丈夫という結果が出たとしてもレプトスピラに対するワクチン接種は必要になります。

具体的には、ネズミが生活環境にみられる、不衛生な水(湖、田んぼなど)に触れる危険性がある、山など自然が多いところにつれていくことがある、関西より西の方に連れて行く可能性がある、などが挙げられます。
病院住所:茨城県土浦市並木2-17-8

「土浦北IC」や「国道6号」に近い為、かすみがうら市・つくば市からのアクセスも良好です。
お問い合わせ